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第14回富山アミザーデサッカー大会

今年で14回目を迎え、年を追う毎にグレードアップしていくこのイベント。
14回目にして初めての泊まり。懇親会にも参加できて、自分にとって記念すべき年となりました。


10月13日(大会2日目)
水沼スペシャルサッカークリニック

強いパスをしっかり蹴って、それをしっかりトラップする。サッカーの基本です。
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今までチームの練習では相手のレベルに合わせた強さのパスを出していました。
でもそれでは上手くなれない。上達のスピードが遅いという事をこの練習で気づかされました。

パス交換の仕方も、いくつもアレンジして練習。
状況が少し変わるだけで様々な注意点が生まれ、ミスも増えます。でも試合中はもっといろんな状況があり、注意点ももっと多くなるわけで、ミスは更に増えるんですよね。練習でもっと複雑な状況、いろんな注意点を意識しながらやらなければ、強くなれないという事を気づかされた練習でした。

午後は参加者全員が本当に楽しめるようにと、子どもから女性スタッフ、見学していた家族や友人までまきこんで、みんなで思いっきりピッチを走りまわってボールを追っかけてました。

そして2年前から恒例になったドリームチームによるスペシャルマッチ。
ケイ率いる水沼さん、岡島さん、寺崎さん、そして今年は幸太もメンバー入り。このドリームチームは2016年のドリームマッチのベースとなるチーム。まだまだ完成形ではないですが、今後どう進化するのかが楽しみです。
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夜におこなわれた懇親会では今年8月におこなわれたドリプラの映像も上映。
あの場で水沼さんや他県の人達にケイのプレゼンを見せる事ができ、2016年に向けて、またいろんな想いが生まれました。

懇親会の後、水沼さんを囲んでのサッカー談義。Jリーグ発足当時の貴重なお話などを聞きながら、プレゼンを見た感想をどうしても水沼さん本人の口から聞きたいと思いながらも手を上げられず…。いくつかの質問に答え、水沼さんももう締めようかという雰囲気の中、おそるおそる手を上げて質問。
水沼さんの口から「自分にできる事は出来る限り協力したい。」というとてもありがたい言葉を聞く事ができました。(あの場にいた全員が証人なので、2016年のドリームマッチ、水沼さんの参加はほぼ確定と思って間違いないでしょう(笑)そして富山、横浜、茨城、その他都道府県からもきっとたくさんの人達が来てくれると思うので、しっかり準備しなきゃです。)


10月14日(大会3日目)
富山第一高校男子サッカー部、高岡商業高校女子サッカー部、カターレ富山、横浜ベイFC、そしてPALRABOX。総勢120名を12チームにシャッフルしてのフレンドリーマッチ。
カターレの選手&スタッフがそれぞれ1名ずつ監督となり、チームをまとめます。

フレンドリーといえど、全員本気。カターレの選手からも容赦なく弾丸シュートが飛んできます。楽しみながらも絶対に負けないという気持ちで全力の守備。リーグ戦を2勝1分で、優勝決定戦に。結果は惜しくも2位でしたが、同じチームでやれたペイちゃんと一緒に一生懸命守った結果、そして富山第一の選手がしっかり決めるとこを決めてくれた結果だと満足してます。(バランスのとれためっちゃいいチームでした^^)
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帰りの車中
まだ出会って3日(内2日が富山)という方(Mさん)に、PALRABOXの過去にあった名試合(大会で絶対勝たなきゃいけない状況で1点先制された後、キャプテンだった(当時)自分がみんなを鼓舞し、逆転勝ちした試合)の話をしました。

チームを結成してすぐぐらいからキャプテンをまかされ、チームをどう盛り上げればいいか、どうやってまとめたらいいのか、どんな声をかければいいか、ずっとずっと悩みながらやってきた。でもそれは重く考えすぎていただけで、声なんてなんでもいい。普段からみんなとコミュニケーションをとり、それぞれを尊重しあい、良い所も悪い所も知った上で、声をかければいい。そして本当に気持ちが入ったときは、怒りの言葉でも、相手に響く。そんな答えようなものを自分の中に出しつつあったとき、この試合で出た言葉が

「オラ!!!もっと気持ちを出せよ!!!」

今まで出した事の無いぐらいの声量(気持ちはw)でみんなに怒りをぶつけたんです。その時「こんな自分がいたんだ」という不思議な感覚になったんです。

そう話したとき、Mさんは「この富山のイベントの副題が『~自分をみつめて~』になってたんですけど、その意味がわからなかった。けど、このお話を聞いて、ああそういう事なんだと思いました」と言ってくれました。サッカーを通して、新しい自分を見つける、自分自身を見つめ直す事ができる。そういう大会なんだと、大会を通じて、そして俺の話を通じて感じてくれたんです。

その時、俺自身がハッとなりました。PALRABOXの事をもっと知ってもらおうと思って何気なく話したエピソードが、そこに通じていたんだと俺自身もそこで気づきました。もしかしたら、この副題を付けた意図はもっと違うトコにあるかもしれないけど、そういう意図もあるんじゃないかなぁと感じました。

この大会の趣旨は、「一人でも多くの健常者と障がい者がサッカーを通して、より多くの人とふれ合い、互いに理解を深め、認め合うことにより、より豊かなスポーツライフを築いていくこと」ですが、もっともっといろんな事を体感できる、心で感じられる、素晴らしい大会だと思います。だからこそ毎年、たくさんの人が集まり続けるんだなぁと改めて感じました。

そして何より、この大会を開催し始めた岡島夫妻の「話し方」がとても好きで、声を聞くだけで「ああ今年も参加できて良かった」と思えるんですよね。(きっと俺と同じ気持ちの人もたくさんいるはずw)


来年は15回のメモリアル大会。
どんな新しい自分(残念な自分?w)を見つける事ができるか楽しみです。
by izanagraph | 2013-10-28 18:34 | soccer

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